向暑恐怖症

 向暑の何がイヤって、この時期はエアコンが故障しているかどうかがハッキリするところだよ
ここ2.3年はほぼ毎年、やれ室内機の基盤がいかれただの
室外機の基盤がいかれただの
フタのギアボックスがいかれただので
ウンともスンとも言わなくなってクソ面倒臭いことになっている
 
だから毎年この時期はビクビクしながらエアコンを動かし始めている
昔のエアコンはメンテなしでほったらかしても
ちょっと臭くなるくらいで後は何も起こらなかったのに
>>1がクソスレ立てている間に文明はどんどん発達して
高性能になったはずが、IT的には低性能になっていないか?
と思う今日このごろ

たまにはろくでもねえリアルの近況の話でもしようじゃないか
 
ハリウッドザコシショウの持ちネタにしょんべん大喜利というのがある
あまり肩肘張らずに本当に0.2秒くらいで考えたようなクソ回答を
フリップに書いて披露していく一人大喜利なのだが
 
それに感銘を受けてしばらく前にしょんべん4コマ(http://yrrsn.exout.net/kyouno.html)
なるものを描くこともあった
 
その後、時が経つに連れて日常生活そのものがしょんべん化していった
肩肘張らずに0.2秒くらいの反射だけで日々を過ごし
感情は限りなく快と不快の2値に絞り、
記憶も都合の悪いことは掻き捨てでその場限りだから
ストレスが発生してもその事自体をすぐに忘れるためストレスが溜まるということはない
 
昔から努力といえるものはとことん避ける俺だが
なにかに時間も惜しまず没頭すること自体が非常に稀になった
(最近はマーダーミステリーのシナリオを書くことがマジで8年ぶりくらいに発生した没頭できる出来事だった)

過去のブログ記事を見れば「こんなに物事を考えられるのが俺!?」と驚くくらい、
物事を深くどころかちょっとも考えないようになった
 もう、とにかく反射だけで生きてて、魚みたいなもんだから
どこかに所属して勤め続けるというのも低頻度出勤ながら過去最長記録を更新し続けているし
昔のようにそれに対して苦痛も大して感じていない
人や環境に恵まれているのもあるが、
昔だったら
通勤で電車に乗ること、それにかかる時間、その空間そのもの、
それから時間を拘束されることと、終わりを待ちながら時間を長く感じること
環境や条件に関係なく、学校にしろ仕事にしろとにかくどこかに通うこととか時間で働くことの根本が苦痛だったのだが
しょんべんライフ化した今の俺にはそれすらない
 
でもわざわざ記事にして書いているということは、そろそろしょんべんライフにも飽きてきてるのかも‥‥?
いや単なる気まぐれで続けるかも‥‥?
 
思い返せば昔は、
想い、思考だけのエネルギーは有り余っていて、
体力と気力がそれに全く追いついていなくて
いつも怒りを溜めそして苦悩していた

最近はもう苦悩とは真反対の位置にいる
そうなると、不思議と(いや自然と?)趣味、嗜好も変わってきていて
一番目立つのは、以前好きだったホラーとか退廃的な物に全然興味を惹かれなくなった事
 
じゃあ今は何が好きなんだろうか?
アニメはケムリクサを最後に全然見なくなってしまったし
漫画も全然買わなくなって、特に開拓することもなく既に知っている商業web漫画の連載を読むだけ(最近見つけたのだとツイッター漫画の『地元最高!』がアツい)、
ゲームも買う本数が大きく減ってしまった
 
というのも、新しいことはしたくないけど
既に類似品に触れていて、それに触ることによって得られる体験が予め見えるようなものにも手を出したくない
という前からも後ろからも杭を打たれたような状態に陥っていて
本当に「じゃあ何が欲しいんだ!」
となっている

そりゃあもう‥‥
ラーメンとか、うまいめしだよ

苦悩の反対とは、考えないことである
そもそも文化に触れる事と、感動したり考えることはセットなのだから
かつて好きで興味を失ったジャンルが何であろうと関係なく
ジャンルが変わったのではなく好き自体をやめてしまったのかもしれない
 
上に挙げた『地元最高!』もアツいとは思ってるけどグッズを買ったり絵を飾ったりするほどの心酔には程遠い 

しょんべんライフはストレスなくていいけど
何かのゲームに心酔はまたしたいもんだ

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